2025.04.30
第5回自然由来をベースにした脱炭素/生物多様性保全に係る検討会をテレ東にて開催。約30社100人が参加。
勉強会をテレ東にて開催

2025年4月30日、第5回自然由来をベースにした 脱炭素/生物多様性保全に係る検討会を、テレビ東京本社にてハイブリッド開催しました。このイベントは、日本製鉄、商船三井、出光、東京海上アセットマネジメントを中心に行っている勉強会で、私たちも12月から参加しています。

当日は約30社100人が参加。第一部はパネルディスカッション「どうしたら事業化・マネタイズ化できるか」。第二部は海藻やSDGsに絡めた試食を用意し、交流会を行いました。
第一部パネルディスカッション

司会者として、テレビ東京アナウンサー山本倖千恵と、元WBSキャスターでもあるウミモリ活動プロジェクトリーダー進藤隆富が登壇。

パネリストに東京海上アセットマネジメント株式会社 岡田様、株式会社商船三井 引地様、合同会社シーベジタブル 友廣様、株式会社三井物産戦略研究所 野崎様、宇部工業高等専門学校 杉本教授をお迎えしました。

テーマ1は「ブルーカーボン事業のマネタイズには何が必要か?」。商船三井の引地様は、商船三井で行なっているインドネシアマングローブ再生・保全プロジェクトの事例紹介と、海洋からCO2を直接回収する技術(DOC)への開発出資の話をしてくださいました。

シーベジタブル 友廣様は、シーベジタブルで行なっている海藻の種苗生鮮技術生産の研究、陸上&海面での生産、料理開発、そして商品化事例をご紹介。

三井物産戦略研究所 野崎様は、世界から見た海藻養殖のトレンドや、メタン削減飼料添加剤、サプライチェーンの変化や、MAHA委員会の話をしてくださいました。

宇部工業高等専門学校の杉本教授は、現在取り組んでいる「岩国市神東地先におけるリサイクル資材を活用した藻場・生態系の創出プロジェクト」の概要や特徴、成果を紹介してくださいました。

テーマ2は「どうなる?ブルーカーボンクレジット」。東京海上アセットマネージメント 岡田様がブルーカーボンクレジットの価値向上に向けた国内での取り組みや現状をお話ししてくださいました。

テーマ3は「養殖藻場とは?藻場再生に繋がる?」。シーベジタブル 友廣様が、海藻と海の関係を紐解く調査レポートをご紹介。各テーマそれぞれ、質問や感想など大いに飛び交い、充実したパネルディスカッションとなりました。

その後、「テレ東と海の森を作ろう」として、ウミモリ活動のミッションや、事業内容を紹介。プロジェクトシンボル「藻もも」も初お披露目しました。

最後にはテレビ東京のキャラクター・バナナ社員「ナナナ」も登場!真面目で有りながらも楽しく!テレ東らしい雰囲気に包まれました。
第二部交流会

第二部は交流会を実施。糸島わかめ、幸エビ、海藻キャラメルショコラなど、SDGsに絡めた試食も用意しました。

こちらはシーベジタブルさんのすじ青のりを使ったキャラメル・ショコラ・マリン。海苔とショコラの組み合わせ?と驚きましたが、とても美味しく上品なお味。海藻の可能性を感じました。

提供各社からのPRタイムも、山本アナウンサーが進行。カジュアルな雰囲気で盛り上がりました。

中盤からはナナナも再登場。堅い雰囲気になりがちな勉強会ですが、笑顔と活気溢れる会となり、アンケートでは出席者満足度100%を獲得しました。

ご出席いただきました皆様、ありがとうございました!これからも輪を広げ、仲間を増やしていきたいと思います。
主な出席企業:NTT東日本、NTTグリーン&フーズ、NTTコミュニケーション、富士通、ウミトロン、日建工学、岡部、INPEX、豊田通商、JFEミネラル、出光興産、伊藤忠、博報堂、キリンホールディングス、日立製作所、JAMSTEC、神奈川県、環境省 etc...(順不同)


